お金が貯まらないを貯まるに変える魔法の黄金法則
こんなふうに思ってはいませんか。
私も以前はそう思っていました。
でもある日この嘆きを変えてくれる黄金の法則に出会いました。
そしてガーンと頭を殴られたような衝撃に襲われました。
それは一般人でも大富豪でもお金持ちになるためには必ず実践しなければならない法則でした。
これをしなければいくら収入がアップしてもお金は貯まらないといっても過言ではありません。
この法則を教えてくれたのは1926年から読み継がれているアメリカの名著『バビロンの大富豪~「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか』(ジョージ・S・クレイソン著)です。
まずは支出項目の割合など細かいことはあまり気にしないでください。
これさえ最低クリアすれば貯蓄体質になりますよ♥
今まであなたの富が増えなかったシンプルな理由
この本の物語はメソポタミア地方の古代都市バビロンで展開されます。
このバビロンに住むアルカドという名の大富豪に彼の昔の友人たちが「なぜあなたのようにお金が増えないのか」と聞きます。
この答え聞きたいですよね^^。
彼の答えはこうでした。
「それば”富を増やす法則”を学ぶことを怠ったか
学んでもそれを守らなかったかのどちらであるのだよ。」
そして彼は続けます。
「節度をわきまえずに浪費するようになってしまうから受け取ったものをたちまち使い果たし、あげくにはどうしようもないほど大きな欲望や要求につきまとわれる。」
「一方で、(お金を手にしても)守銭奴となってその財産を死蔵してしまう者もいる。
そういう奴は持っているもの使うことを怖がるようになる。
守銭奴となった連中は泥棒を恐れるあまり生活は味気なくなり、人知れず惨めな暮らしを送ることになる。」
大富豪アルカドのお金に対するスタンスわかりますよね。
お金との付き合い方とその結果 身の丈に合わない欲望に対する支出→貧乏まっしぐら お金があっても手に入れたものに執着して使わない→みじめ
つまり、自分の物欲がコントロールできず浪費しすぎても、反対にお金を貯めこんで「誰にも渡すものか状態」になるのもだめだと言っています。
一般人がお金持ちになるために死守すべき2つのルール
バビロンの大富豪アルカドも若いころは決して裕福ではありませんでした。
若いアルカドはあるとき金貸しのアルガミシュに金持ちなる方法を聞きます。
アルガミシュは金持ちになった1番目の理由をこう説明しました。
”すべてその一部を自分のものとして取っておくことを心に決めた”からだ。(p.37)
これはどういうことでしょうか?
お前が支払いをしている相手はすべて自分以外の人間だ。
お前は他人のために汗水たらして働いているのだ。
主人のために働く奴隷と変わらぬのだよ。
もしお前が稼いだものの10分の1を取っておいたなら10年でどれぐらいになっているか分かっているか。(p37,38)
稼いだものの10分の1を毎年取っておいたら10年後には「1年間に稼ぐだけの金額」があなたのものになりますね。
でもこの答えは真実の50%しか言い当てていないと金貸しのアルガミシュは言います。
その残りの50%の答えが第2の黄金法則です。
お前が貯める金は一つ残らずお前のために働く奴隷なのだ。
その金が稼いできてくれる銅貨も一枚残らずお前のために稼いでくれる、まさに黄金の子供なのだ。(省略)
富というものは一本の木と同じく小さな種から育つ。
お前が貯める最初の一枚の銅貨が種となってお前の富の木が育つのだ。
種を植えるのが早いほど木は早く育つ。
お前がずっと貯め続けてその木に肥料と水をきちんとやればそれだけ早くお前がその木陰で満足感に浸れる日が来るのだ。
それは早ければ早いほどいいってことじゃ。
2つの重要な黄金法則を具体的に解説
富を増やす黄金法則その1
稼いだものはすべてその一部を自分のものとして取っておく。
大事なのは最低でも10分の1は確保することです。
つまり
15万円の手取りがあったら最低でも1.5万円、
20万円だったら2万円、
30万円だったら3万円は貯蓄しましょう。
モノやサービスを買うときはこの10分の1のお金を差し引いた残りのお金でやりくりします。
つまり、稼いだお金の10分の1を「先取り貯蓄」するということになります。
お給料の天引き、貯蓄口座への自動送金などを利用して自分のお金を死守しましょう。
アルガミシュが賢明なのは「食事」のお金が十分に残るように他のモノ(靴や服)を買うようにアドバイスしているところです。
栄養不足になるような節約は決して勧めていません。
節約法としてはお勧めできません。
富を増やす黄金法則その2
「お前が貯める金は一つ残らずお前のために働く奴隷なのだ。
その金が稼いできてくれる銅貨も一枚残らずお前のために稼いできてくれる、まさに黄金の子供なのだ。」
このアルガミシュの意味することとはズバリお金に働いてもらうということです。
つまり、投資をするということです。
古都バビロンを舞台にした物語なので、奴隷という言葉が出てきてびっくりしますが、お金=「昼も夜も働いてくれるけなげなヤツ」と考えるのが良いと思います。
アルガミシュの言葉をよく聞くのじゃ。
高率の収益の出る投資というのは人を欺くセイレーンのようなもので、彼女のささやきは人間の損失と後悔の暗礁に誘い込むだけ。
高いリターンをうたった投資話にはのってはいけないということですね。
時間を味方にして長期スタンスで着実にお金を増やしていけますよ
【重要】まとめ
お金が貯まらないと嘆いているあなたの富を増やすには次の2つの黄金法則を実践してくださいね。
書き取って壁に貼っておくと忘れません。
黄金法則その1:
稼いだものはすべてその一部を自分のものとして取っておくこと。
その額は稼ぎの最低10分の1。
つまり稼ぎの最低10分の1は「先取貯蓄」をする。
黄金法則その2:
稼いだお金は自分のために働かせること(投資すること)。
ただし、まっとうな投資先に投資すること。
甘い投資話には乗らないこと。
→オススメは国が進めるiDeCoとつみたてNISAを活用。
しかも貯蓄したお金は投資先でお金のお友達を連れてきてくれます。
10年後が楽しみですね^^