このブログでは「稼ぎの最低10分の1は貯蓄」。
そして「貯めたお金は働かせる(=投資)」という2つの黄金法則によって貯蓄アップを目指しています。
ここでは管理人mimiも利用している住信SBIネット銀行を貯蓄アップのためにどのように利用できるか&メリット・デメリットを徹底解説していきます。
先取り貯蓄に住信SBIネット銀行をお勧めする5つの理由
①目的別口座が作れるので、貯蓄目標が達成しやすい。
住信SBIネット 銀行のユニークなサービスですが、目的別の口座がつくれます。
例えば海外旅行のためのお金を代表口座とは分けて貯蓄したい方は旅行用の口座を作れます。
画面上で簡単に作ることができます。
目標金額やアイコン(家マークやハートマークなど)も設定できて「貯蓄するぞという目標」が明確になります。
なぜこの目的別口座が貯蓄に良いかというと、この目的別口座からは振り込みや ATM からの出金ができないようになっているからなんです。
つまり、ちょっとしたことではお金を引き出すことができません。
貯蓄するにはもってこいですよね。
(目的別口座のお金を引き出すにはまた画面上で代表口座の円普通預金口座にお金を戻す作業が必要になります。)

目的別口座のイメージわきますでしょうか。
目的別にお金を振り分けて貯蓄したいという方にはこの機能は強い味方になります。

②振り込み、振り替え手数料が個人の場合は無料。
振込手数料は住信SBIネット銀行と三井住友信託銀行の口座あての振り込みであればいつでも無料です。
気になるのはそれ以外の銀行の口座あての振り替え手数料ですが下表をみてください。
他行あての振り替え手数料は住信SBIネット銀行が利用者に与えるランクに応じて月1回~月15回まで無料となっています。
ランク | 振り込み手数料無料回数 | 条件 |
ランク1 | 月1回 | ※ |
ランク2 | 月3回 | 総預金30万円以上 |
ランク3 | 月7回 | 総預金300万円以上 |
ランク4 | 月15回 | 外貨預金+仕組み預金500万円以上 |
※口座開設月から6ヵ月までの基本ランクは「ランク2」以上になります。
(他にも条件はありますが、ここでは基本的な条件のみを記載します。)
(2018年10月現在)
30万円以上あればランク2となるのでそんなに厳しい条件ではありません。
③ATM 手数料も無料
預け入れはいつでも無料です。
気になる引き出しはというと下表を見てください。
ランク | 振り込み手数料無料回数 | 条件 |
ランク1 | 月2回 | ※ |
ランク2 | 月5回 | 総預金30万円以上 |
ランク3 | 月7回 | 総預金300万円以上 |
ランク4 | 月15回 | 外貨預金+仕組み預金500万円以上 |
※口座開設月から6ヵ月までの基本ランクは「ランク2」以上になります。
(2018年10月現在)

④SBI 証券に自動振り替えしてくれるSBIハイブリッド預金口座を申し込むと金利が10倍(0.010 %)になる。
SBIハイブリッド預金とはSBI証券と連携した円預金です。
SBIハイブリッド預金を申し込むだけで、円普通預金の10倍の金利(0.010 %)が適用されます。
SBIハイブリッド預金口座は、SBI 証券で投資信託などの投資商品を購入するときに必要なお金を自動振り替えしてくれます。
これは私が住信SBIネット銀行を利用している大きな理由の一つです。
(ハイブリッド預金の詳しい仕組みは住信SBIネット銀行のHPを見てください。:https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i050004CT)
私はつみたてNISAと iDeCoの運用をSBI 証券で行っていますが、このハイブリッド預金を開設してからSBI証券の口座にわざわざ 振り込みをしなくてよくなりました。
SBIハイブリット口座を申し込んでもSBI 証券で投資商品を購入する必要は全くありません。
0.01%の金利適用のためだけに開くのもOKです。
SBI 証券の口座開設&維持に料金は全くかかりません。
住信SBIネット銀行とSBI証券口座の同時申込もできます。

⑤現金を引き出す ATM に困らない
住信 SBI ネット銀行のカードが使える提携ATM はどこでしょうか。
コンビニ、郵便局など下記のATMで引き出し可能です。
24時間365日引き出すことができます。
イオン銀行
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セブン銀行
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ゆうちょ銀行
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イーネット
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ローソンATM
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ビューアルッテ
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(2018年10月現在)

住信 SBI ネット銀行のメリット&デメリット
メリット
・目的別口座で目的をもって貯蓄ができる。しかも目的別口座からは振り込みや ATM からの出金ができないので貯蓄アップする。
・振り込み手数料が無料(ランクによって2~15回)
・ATM の引き出し手数料も無料(ランクによって2~15回)


・ATMはコンビニや郵便局のATMが利用できる。周りにそうした施設があれば引き出し・預け入れに困ることはない。
・SBI証券に自動振替えしてくれるSBIハイブリッド預金口座を開くと円普通預金の10倍の金利(0.010%)が適用される。

1000万円までであれば、SBIハイブリッド預金口座のお金は全額保護されるのでご心配なく。
(預金の保護については預金保険機構を参照:https://www.dic.go.jp/yokinsha/page_000016.html)
・貯蓄(銀行)から投資(証券会社)への流れができる。(SBI証券は2018年時点でネット証券シェア1位の証券会社で信用力が高い。)
デメリット
・国民年金など公金の口座振替(こちらから日本年金機構に支払う場合)ができない。
※電気・ガス料金の口座振替は2018年現在、大阪ガス、東京ガス、東邦ガス、電力であれば中部電力などの会社に対応しています。
(口座振替ができる会社の情報については住信SBI ネット銀行のHPに載っています。)

対応クレジットカードであれば口座から引き落とせますよ!
デメリットの解決法
国民年金など公金の口座振替(こちらから年金機構に支払う場合)ができないへの対応策について
→別の銀行の口座から引き落とす。

多少のデメリット(どの銀行にもあります)はありますが、それでも住信SBIネット銀行を使うメリットは大きいと言えます。

一つの銀行ですべてのことをカバーすることはできませんが、住信SBIネット銀行はメインバンクとしてもサブバンクとしても利用できる利点の多い銀行です。
そしてSBI証券とリンクしているのは大きな強みです。
貯蓄→投資の流れができる銀行でもあります。
(本記事は2018年の情報を基にして作成しました。)