一眼レフの無料講座を探していたところ、Canonの一般向けのワークショップがあることを知りました。今回、講座の一つである「花としずくフォト(マクロレンズ体験)」に参加したのでレビューします!
Canonの無料のワークショップイベント「花としずくフォト(マクロレンズ体験)」
今回参加したのはマクロレンズを使って、花の上の水滴に映り込む別の花を撮影するワークショップです。
とっても素敵な講座ですよ!
Canonは他にも無料の写真講座を定期的に開催していますのでチェックしてみてくださいね。ミラーレスの講座もありますよ。
今回の講座に限って言えば、機材を貸していただけるので一眼レフを持っていない方やキャノンユーザーでない方でも参加できます。
「花としずくフォト(マクロレンズ体験)」を監修しているフォトグラファー
今回の講座は写真集も出版されている水滴フォトグラファーの浅井美紀さんが監修しています。実際に教えていただくのは浅井さんご自身ではなく、キャノンのスタッフさんです。
浅井さんの写真集を見せていただきましたが、「どうやったらこんなピンク色がでるんだろう???」とその技術の高さに圧倒されました。それにアリをかわいいと思ったのは初めてです。
↓こちらは撮影テクニックについても書かれています。
講座で使用した機材
デジタル一眼レフカメラ(EOS Kiss X9)とマクロレンズ(EF-S60mm F2.8 マクロ USM)を無料で貸していただき、撮影しました。
私はEOS Kiss X7のユーザーですがEOS Kiss X9は ずいぶん進化していて、とても扱いやすいと思いました。液晶パネルで直感的に操作ができます。液晶部分が回転するのもいいですね。軽さを最重要視して世界で最軽量のEOS Kiss X7を購入してしまいましたが、EOS Kiss X9にしとけばよかったかなあ・・・と実際操作して思ってしまいました(笑)。マクロレンズについては購入検討中ですが、今回のレンズとは別のものを購入する予定です。
講座の内容
まずスクリーンを使って撮影のポイントの説明がありました。
下の写真は撮影時に最重要のポイントです。「カメラと水滴と後ろの花の3点は水平に!」
その後すぐに撮影に入ります。
三脚を使って手振れしないようにします。花はガーベラ2本。ガーベラは表面張力が高く良いしずくが作れるそうです。
ちなみに使用した三脚はVelbon(ベルボン)製で丈夫でしっかりしています。
そしてしずくをたらすスポイト。100円ショップのダイソーで購入できます。香水用のものだそうです。
実際の写真
でも花は写っていますね!
↓これはこれで可愛いですが、水滴をたらした場所が悪く、後ろの花が全く映り込みません。
↓しずくふたつに再挑戦!
後ろの花はかなり前方の花と近い位置にあります。難しいのは、スポイトで水滴を垂らす作業です。なかなか撮影に適した花びらが見つからず、私の場合はオレンジ色の花が映り込んでしまいました。
マクロレンズはマクロ撮影のためだけにあるわけでない
今回初めてマクロレンズを使いましたが、私は雫がもっと大きく、画面いっぱいに撮れると思ってたので、今回のレンズは思っていたよりはマクロに撮れるわけではないんだなあと思いました。実際、スナップショットも撮れますね。
膝の上にあったカバンの1センチほどの飾りは割と大きく撮れます。マクロレンズの本領発揮。
スナップショット風も撮れますね!標準レンズと比べると拡大率が高いですが。
最後に
今まで我流でやってきた私ですが、人に教えてもらえるのはありがたいことだと思いました。しずくフォトの撮り方がわかって、家でスムーズに撮影できると思いました。
マクロレンズがあれば、雨の日の撮影がすごく楽しくなるなと思いました。これからマクロレンズを買ってしずくに映る風景を撮ってみたいです。
おまけ:レンズ選びについて
今回、キヤノンのマクロレンズの購入を考えていることをスタッフの方に伝えたら、講座終了後にレンズを色々試させてもらえました。
ちなみにCanonの王道マクロレンズといわれる「単焦点マクロレンズ EF100mm F2.8L マクロ IS USM フルサイズ対応」も試させてもらえました。こんな感じ。ボケぐあいがいいですね。
他のレンズもいくつか試させていただきましたが、ネットで レビューを読んでこれはとってもいいレンズに違いないと思っていたレンズがそうでなかったり、全然気にかけていなかったレンズが実は自分には合っているかも!と思ったりということがあり、 購入前にレンズを実際に試すということは大事だと思いました。
「これは神レンズ!」という口コミを鵜呑みにしてはいけませんね。
どの距離から撮りたいのか、どういう雰囲気の写真が撮りたいかによって人それぞれ良いレンズの定義が違ってきます。
今回お邪魔したのは東京にあるCanon「デジタルハウス銀座」でしたが、レンズ選びの際はまた利用させていただこうと思いました。
↓↓↓追記:このワークショップから一年後、キャノンのマクロレンズを遂に購入しました。 キャノンのマクロレンズ「EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM」を1年使ったレビューです。 私が買った4本目のレンズですが、初のマクロレンズです。 mimi東京の品川のキャノンプラザに2週連 ...
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