日経平均(日経225)、TOPIX、JPX日経400の用語の解説です。
(詳しい算出方法は特にここでは書いていません。この部分でマニアックになってもならなくても投資成績は変わらないので安心してください。)
■日経平均株価指数
①東証1部の上場企業の中から、日本経済新聞社が選んだ225社の株式価格を平均した指数のことです。トヨタ、NTT、ファーストリティリング、ソニーなど誰もが聞いたことのある企業が入っています。
②日経平均は、「株価」だけが算定の対象で、単位は「円・銭」。基本的には、「株価の合計÷銘柄数(225)=単純平均」に近い指数となっています。
③225社と銘柄数が少ないので、株価が大きく動く銘柄が入っていれば、日経平均の値動きも激しくなります。
■東証株価指数(TOPIX)
①東証市場第一部に上場する国内株式全銘柄(2018年3月時点では2,079社)を対象とする株価指数です。
②日経平均と違い、TOPIXは株価と株数を掛け合わせた「時価総額」方式を採用していて、単位は「ポイント」です。
③電気機器や輸送用機器、情報・通信、銀行等の比較的時価総額の大きい業種の影響を受けやすいという特徴があります。
■JPX日経400
①日本取引所グループ(JPX)とその傘下の東京証券取引所、そして日本経済新聞社が共同で開発した比較的新しい株価指数です(2014年1月6日に公表)。
②過去3期以内に債務超過になっていないか、営業赤字がないか、3年平均ROE(株主資本利益率)が悪くないか、企業内統治(ガバナンス)がちゃんとされているかなどの基準をもとに、「投資者にとって投資魅力の高い会社」400社が選ばれています。
③毎年1回、「定期見直し」で8月末に構成銘柄の入れ替えが行われます。
④日経平均が東証一部の225銘柄のみを対象としているのに対し、JPX日経400は東証1・2部に加え、ジャスダックやマザーズの銘柄も対象としています。
(ただし、2019年3月現在はほとんどが東証一部の銘柄で占められています。東証一部395銘柄、マザーズ1銘柄、ジャスダック2銘柄)
2019年までの実際のリターンもぜひ確認してみてくださいね↓
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