国民年金を安くお得に支払う方法は前納(まとめて前払い)です。特に割引率の高い「2年前納」を利用すると2年間で約15000円の割引が受けられます。
さて、この「2年前納の制度を利用した時に、その支払いを「口座振替」と「クレジットカード」払いのどちらでするのかお得でしょうか。
結論から言うと、1%の還元率のあるクレジットカードで払った場合、口座振替より3000円ほど得になります。
「2年前納」の口座振替とクレカ払いの割引額
日本年金機構は国民年金の「2年前納」の割引額を次のように決めています。(令和2年度)
口座振替の割引額は15,840円。
クレジットカード支払いの割引額は14,590円。
還元率1%のクレジットカードでの支払いは口座振替よりいくら得になるか
還元率1%のカードで令和2年と令和3年の2年分の39,7800円(約40万円)を支払ったときクレジットカードのポイントはどれだけつくか計算してみます。
ここから口座振替の1250円引いたら2728円だね。
クレジットカード払いをする時のチェックポイント
まずは、クレジットカードの還元率が何パーセントか確認!
還元率1%だと3978円のポイントが付きます。
還元率0.5%だと 1989円のポイントが付きます。
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年金機構にクレカ払いの事前申請が必要
クレジットカード払いをしたい場合、「1年前納」と「2年前納」については2月末まで、「6カ月前納」のは2月末から8月末までに申し込む必要がありますよ 。
↓↓↓日本年金機構の公式サイトから書式をダウンロードできます!
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150313-03.html
長い目で見るのは倹約リッチに必要。
この国民年金の「前納」制度ですが、お子さんの年金もこれで支払えば数万円得になりますね。
10年で計算すると、前納制度を利用している人としていない人では単純計算で75000円も差が出てきます。クレジットカード払いにしても10年で1万3千円以上の差がでてきます。(実際は年金の納付金額が毎年上がっているのでクレカ払いの恩恵はより大きくなります。)
まとめ
国民年金「2年前納」の支払いはクレジットカード(1%還元の場合)の方が口座振替より約3000円ほどお得。その理由はクレジットカード払いにかかる手数料よりもクレジットカード自身のポイント還元の恩恵が大きいため。
できれば1%以上の高還元率のクレジットカードで支払うのが良し。
クレジットカード払いで国民年金の「2年前納」を10年間した場合、していない人との差は合計約9万円ほどになる。(2020年時点での単純計算)
一括払いはきついと感じるかもしれないけれども最終的にはとても得な払い方。
クレジットカード払いをしたい場合は事前に国民年金基金での手続きが必要。
↓↓↓日本年金機構の公式サイトでチェックしてください^^
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追記:2年前納しても、青色申告(または確定申告)では各年ごとに社会保険料として計上できる
フリーランスや自営業の方だと、2年間分の支払った年金額を節税のために青色申告時に各年で計上したい人がいると思います。2年分の年金を一括前納しても、各年ごとに計上できるので安心してください。