第2の知恵 自分の要求と必要経費とを混同するべからず。
お金がないと嘆くあなたはお金を本当に必要なものに使っているでしょうか?
それは本当に必要経費ですか?
大富豪のアルカドはこう言います。
「私たちがそれぞれ必要経費と呼んでいるものは自分で気をつけていない限り必ず収入と等しくなるまで大きくなってしまうものなのです。
必要経費と自分の欲求を混同してはいけないのです。」
お金があれば何でも叶うと主張する人もいますが、大富豪アルカドは全く違うことを言っています。
「私が金持ちだからと言ってどんな欲求でも叶えられるだろうと思いですかな。
それは違います。
私の時間には限りがあり、力にも限りがあります。
どこまでも無限に旅ができるわけではないのです。
食べられる量だって趣味や楽しむことだって限りがあるのです。」
「人間の要求はいくらでも大きくなるのです。
慣れてしまっている生活習慣をもう一度よく見直してごらんなさい。
これまでは容認していた支出がよく考えれば削減できるか、
失くしてしまうことだってできることが実に多いとわかるはずです。」(p.63)
「金を使うときはそれが100%使う価値があるものでなければならないということ肝に銘じてごらんなさい。」(p.64)
あなたがお金を使いたいもの(欲求)は何ですか?
それを全部紙に書き出してください。
それは手取りの10分の9で叶えられるものでしょうか。
叶えられないものであればそれは身の丈に合っていないということです。
この予算内で生活をやりくりしなければなりません。
この予算からはみ出すような欲求は消してしまいましょう。
あなたは稼ぎの10分の1を貯蓄して、欲求もうまくコントロールし、うまくやりくりできるようになりました!
そろそろあなたが貯めた10分の1をさらに増やしたいと思いませんか。
第3の知恵で実現しますよ。