2019年からフォトストックを始める人はかなりのレイトカマー(遅い参入者)で、フォトストックは飽和状態だからもう売れないんじゃないかと思っていませんか?2019年から始めたShutterstock(シャッターストック)の売り上げと写真の登録状況を記事にしました。
でも、その記事の多くが数年前にアップされたものが多く、2019年から始めても「Shutterstockは売れやすい」のか?と疑問に思っていました。実際始めてみて、「売れるよ」ということと、どんな写真が売れているのかをお伝えします!
2019年だけど登録枚数13枚目で初売上
Shutterstockの登録は1月末から始めましたが、英語でのタグづけや新しいサイトで慣れなかったこともあって11枚登録して2週間放置しました。
そして2月13日に、気まぐれで写真を2枚アップしました。
やる気がおこらず「Shutterstock」はやらないとこうと思っていました。
その2週間後、1枚目の写真があっさり売れてしまいました。
13枚しか登録していなかったのにです。
13枚目に売れるってすごいことです。(「売れない」と言われるPIXTAでは、登録を始めて7カ月目に登録写真枚数が約120枚くらいのときに初めて1枚目が売れたので驚きの数字です。)
フォトストックも今では競合する会社が多いので、もしかしたら初心者にもたくさんアップロードしてほしくて初心者にも売れやすいアルゴリズムを採用しているのかも!
「Shutterstock、13枚目に売れるなんてすごい!」とやる気になりその後、1か月半で200枚ぐらいまで登録枚数を増やしました。
初めて売れた写真は季節はずれのバレンタインチョコレート
2月末にも関わらずバレンタイン用のチョコレートの写真が売れました(下の写真)。
(便宜上、PIXTAの私のPR写真で紹介します。)
季節ものは3か月前からアップロードするのがお決まりですが、もともと手持ちの写真が少ない私はそんなこと言ってられません。でも売れました。
購入してくれた方はジョージアという国の人です。
国際市場を持っている会社は売れやすい
私はPIXTAという日本の会社のフォトストックから始めましたが、この会社は2019年3月現在は国内市場のみがターゲットです(今後は海外展開を始めるそうですが)。人口が減っている日本のみで売り上げをあげるのは難しいです。
国際市場をもっている会社は買い手も多くなるので、売り上げのチャンスが増えます。
初売上後の1か月の売り上げ
2019年3月末時点での写真登録数は約200点で、決して多くはありませんが、初売上から1か月間に写真は12枚売れました。
海外の方が圧倒的に多いです。
売れている写真の傾向
初売上があってからまだ1か月しか経っていないので断言できないのですが、私の場合は、売ることを意識して狙って撮った写真がすべて売れています。そしてそれは9割が食べ物の写真です。
花単体や風景の写真はまだ全く売れていません。
フォトストックをしている方で「何気なく撮った写真が売れた」という方結構いますよね!私の場合はそういったことが今のところ全くありません(涙)。
では、売れた写真を実際にみていきましょう。
またまた、PIXTAのPR用写真を使いますが、ご了承ください^^
①桜シリーズ(桜+食べ物)
フォトストックを3年されている先輩ブロガーさんもおっしゃっていましたが、「桜+モノまたは食べ物」の組み合わせは売れるそうです。
季節的にあっていたこともありますが、12枚ダウンロードされた写真の中で半分が桜関連の写真です。
例えば、こんな感じです。「桜+和菓子」の組み合わせ。
「桜+食べ物またはモノ」シリーズは日本の方以外に、アメリカやマレーシアの方にもご購入いただきました。
②食べ物がよく売れる
家で作った羽根つき餃子。韓国の方にお買い上げいただきました。このほかにも、自分で作った料理が何度か売れています。
もちむぎ。パキスタンの方にお買い上げいただきました。「もちむぎ」ってパキスタンにもあるのでしょうか?
気になる売上高
ただ、売れるといってもShutterstockは単価が安いことで有名です。
12枚売り上げても売上高はたったの5.25ドル。525円ほどです。
先輩方がおっしゃるとおり、ほどんどが定額制でのダウンロードで、値段は1枚0.25ドル(1ドル100円で計算すると25円)と低いです。単品買いもありましたが、それでも1枚180円くらいです(PIXTAやAdobe Stockと比べると単価が低いです)。
なので、数を売る必要があります。
そうするには、登録枚数をもっと増やしていかないといけないですね。
ただ、1か月で10ダウンロード以上あったのはとてもうれしかったです。売上があるとモチベーションも上がります。
まとめ
まとめ
Shutterstockは登録枚数が少なくても売れる。2019年から始める人でも売れる。
(今のところ)食べ物がよく売れる。
単価が低いのが欠点なので、他のフォトストックも併用して売り上げを伸ばそう。
シャッターストックコントリビューター(フォトストック寄稿者)アカウント作成画面(登録画面)を載せておきます。:https://contributor-accounts.shutterstock.com/login?hl=ja)
2021年:追記 シャッターストックに関する重大なお知らせ
2年後の追記になります。
シャッターストックは2019年は写真を売りやすい会社でしたが、2020年6月にコントリビューターの報酬の大幅なカットを行い一番売上にくい会社になってしまいました。コントリビューターの落胆と怒りはすさまじく、特にハイクオリティの作品の投稿数がかなり減っているようです。一枚がほぼ10円で売られるようになりました。レベルがアップしても状況はほぼ変わらない状況です。
詳細は一番下のリンク記事に書いてありますので、興味のある方はご覧ください。
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